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手押しポンプの歴史😌(2020.9.15投稿分)

手押しポンプの歴史についてお話ししようと思います😌

日本で手押しポンプが普及し始めたのは、大正時代です。

昇進式ポンプを初めて考案したのが津田喜次郎さんです。

津田喜次郎さんの考案した手押しポンプ「津田式ケーボー号」 は、1941(昭和16)年、藤沢幾之輔商工大臣から国産一級品との認定を受け、同年9月11日の官報で公示されました。

そして、津田式ポンプ「津田式ケーボ―号」は大臣の商標認定を受けました。

戦前には台湾にも送られていたようです。

津田喜次郎さんは、1955(昭和30)年に、中国文化賞受賞。

1957(昭和31)年に紫綬褒章授与。1958(昭和32)年に紺綬褒章授与。

そして、1959(昭和34)年、津田喜次郎さんは71歳で逝去されました。

津田喜次郎さんが死去後はご子息が継承されておりました。

1967(昭和42)年、津田喜次郎さんの長女節子さんの夫堀尾好生さんが社長となり、

興陽産業製作所を創業し、コーヨーブランドが誕生しました。

1970(昭和45)年、(株)津田式ポンプ製作所の倒産により、手押しポンプの特許・販売権を興陽産業製作所が継承しました。

ボディーの色が青から緑へ。津田式からコーヨーへと変更となり受け継がれました。

そして、2002(平成4)年、堀尾好生さんの甥である、大﨑達夫さんが継承しました。

2010(平成22)年、興陽産業製作所が廃業するにあたり、(株)友鉄マシンが、コーヨー手押しポンプ・コーヨー砂取器の特許・販売権を譲渡されました。

(株)津田式製作所としての販売期間47年。

興陽産業製作所としての販売期間43年。

そして(株)友鉄マシンでの販売期間が10年。

100年の歴史になっております。

この歴史を閉ざさぬよう、メーカーとしてお客様に愛される製品を作り続けていきたいと思います。

【歴史年表】

砂取年表修正

現在、JR可部駅西口に津田式手押しポンプ「津田式ケーボ―号」が設置されております。

残念ながら手押しポンプの生産は終了しており、在庫分のみでの対応となります。

現在弊社メーカー直では商品の販売を行っておりませんので、お近くの代理店様・ポンプメーカー様にお問い合わせ頂けたらと思います。

砂取器メーカー | 株式会社友鉄マシン

弊社では産業機械の大型機械加工をメインに砂取器の開発・製造・販売を行っております。
詳しくは友鉄マシンホームページをご覧下さい。